Air Sports

Red Eagle Air Sport

複葉機アクロバット飛行

このクリステン・イーグル(Christen Eagle)という複葉機は、一見抵抗の大きそうなルックスにも関わらず とんでもない動きをするアクロバット機である。

歴史もありファンも多いこの複葉機、元々のルーツをさかのぼると、 第二次世界大戦で使われていたピッツ(Pitts)と呼ばれる機体に辿り着く。

通称イーグル、Eagle I と呼ばれる機体は単座で、Eagle IIが複座となる。(こちらは複座ほう)
通常200hpのところ、映像で使われているRed Eagleはいろいろいじくって250hpを達成したらしい。

なんとこの機体、キット売りされていて、その気になれば一般ピープルでも 自分で組み立てられてしまうというから驚きだ。アメリカの田舎のおっちゃんが、
「あーヒマだべ。ちょっくらイーグルでも組み立ててみるべか。」
。。。とか言って飛ばしてしまえるに違いない。

Red Eagle というのはアクロバットのチーム名だが、 こんなクラシックな姿の飛行機が、どのくらいキチガイな動きができるかというのは、 動画を見れば説明はいらないと思う。

Red Eagle Air Sportホームページはこちら


Red Bull Air Race

2004年ブダペスト版

Red Bull Air Race は世界各地で開催されている欧州系の競技飛行大会。 これは2004年ブダペストで開催された時のクリップである。

通常のエアレースのルールとしては、フニャフニャと立っているパイロン (空気で膨らませてあるだけで実際には接触しても危険はない)を一定以上の回数で クリアした機体の勝ち、というもの。

しかしRed Bullでは、それに加えてアクロバット技術も評価対象として加味される。 速いだけでは意味がない、なかなかハイレベルな競技なのである。

見ると橋脚の下を飛びぬけたり、超過禁止速度(Vne)で旧市街地に突っ込んだり、 8.7Gの急旋回を行ったり、かなりキチガイ度が高くてナイス。

地上から見たバージョンはこんな感じ。 2006年ベルリン版

これまでの開催国はアラブ首長国連邦、オランダ、オーストリア、アイルランド、 イギリス、ハンガリー、アメリカ、オーストラリア等。

日本に来たらあれだな、都庁の真中とか新宿の高層ビル群をすり抜けて欲しいな。