旅の情報 by Ryu
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旅行した国 モーリタニア(Mauritania)
滞在期間 2003/1/10~1/23
宗一郎走行距離 281.6km
おはな走行距離 288.7km
使ったガソリン 12.34L(燃費46.22km/L)
両替レート 1US$= 221.20UG(250.00~260.00)
項目 |
US$換算 |
備考 |
1.宿泊費 |
95.84 |
AVE 7.99US$/days |
2.飲食費 |
102.24 |
AVE 7.86US$/days |
3.旅の必需品購入費 |
26.67 |
--- |
4.郵便費 |
0.00 |
--- |
5.通信費 |
0.00 |
--- |
6.インターネット代 |
7.69 |
--- |
7.燃料費(ガソリン) |
4.97 |
COST 0.64US$/L |
8.交通費(バイクの輸送含む) |
18.98 |
--- |
9.観光費 |
23.96 |
--- |
10.お土産代 |
14.47 |
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11.バイク管理費(整備・保険・駐車代等) |
33.12 |
--- |
12.VISA代他(公的に請求された金額を含む) |
20.79 |
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13.次の国のVISA代 |
0.00 |
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14.その他雑費 |
37.27 |
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15.合計 |
386.00 |
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■モーリタニア(Mauritania)という国
ボク達にとってこの国は鬼門だった。モロッコから入国してヌアディブ(Nouadhibou)向かうサハラのなかでは、バイクが進まずクタクタに疲れたところで悪徳ポリスにイチャモンをつけられ、着けば着いたで街の中心からはなれたキャンプ場に軟禁され、運良くサハラを超えるトラックにバイク込みでヒッチしてもらえたと思ったら、1日10kmも進めないトラックを押してクタクタになり、これでやっと出国だと国境の街ロッソ(Rosso)に着いたかと思うと、「今日は式典があるから」と、対岸のセネガルに向かうフェリーは5時間も運休。やっと出港して「やったセネガル」だと、喜んでいると最後のとどめに「セネガル・ヤクザ」脅された。そんな、モーリタニアだが、それでもやっぱり、あの砂漠の景色だけは一生忘れられない。
《宿情報》
ボク達の80ccのバイクでは、たった50kmの砂漠も越えるのが難しく、国境からヌアディブ(Nouadhibou)に向かうのに途中ビバークを強いられた。クタクタになって2日目、「ようやくだ。もうすこしだ」。と思ったところに、ボク達を軟禁した「Campig Asimex」の親父が現れた。旅行者相手にご苦労にも、ここまで客引きに来るのかと感心したが、実はこの親父、「たぬき」で「良い両替所を紹介してやる」と言っては上前をはねたりと、信用ならないのでその翌日、「Camping ABBA」に移る事にした。
*Campig Asimex(Nouadhibou)
キャンプ代 1人 約4.5US$(ホットシャワー有り)
*Camping ABBA(Nouadhibou)
ドミトリー 1人 約5.5US$(ホットシャワー有り)
《食情報》
ほとんど毎日フランスパン(約0.10US$)ばかりを食べていた様な記憶があるが、小遣い帳をみると、「バーミ・セイユ」(1.10US$)や「マロー・リリ」(0.90US$)なんて名前の飯を食ったと書いてある。思い出してみると、前者は細かい細切れパスタに甘く炒めた玉ねぎソースをかけたもので、後者は魚ソースとご飯。どちらもブイヨンの味が濃く、美味いには美味いがこの味付けが毎日となるとちょと考えてしまう代物。飲み物では、この頃から、気温の上昇に伴ないコカ・コーラ(330mlボトル入り 0.45US$)を毎日の様に飲みだした。
《観光情報--モーリタニア--》
ボク達は、ビザの有効期限が心配でサハラ以外にこの国の事は知らないが、そのサハラが凄い。何もなく周り一面はただ砂だけ。内陸から、海岸沿いのアルガン国立公園(Parc National du Banc d'Arguin 約11.00US$)にでると、その砂の色はますます赤みを帯び、なんとも不思議の世界にきた気持ちになる。
《両替情報》
AMEXのT/Cがヌアディブ(Nouadhibou)の両替所で使えた。闇両替も普通にされているが、レートがまちまち。
《インターネット情報》
1時間0.8US$から1.00US$%程度。
《お土産情報》
「何もない国だなぁ」。暇つぶしにヌアクショット(Nouakshott)の市場に出かけてみると、トーブと呼ばれる女性が身につける奇麗な布が売られていた。あっちもこっちも、そのトーブを売る店がたくさんで、布を広げてかけてある様子が絵になって、これがまた良い。(トーブ1枚4.50US$程度から)
《バイク情報》
この国のポリスは腐っている。外国人とみると、やれ「保険に入っているか」、「交通違反はしていないか」、「バイクの登録書どうだ」かと、賄賂目的であら探しばかりする。それが嫌で保険に入る事にしたが、20日間でバイク1台あたり、約17.00US$と結構な料金だった。
《VISA情報》
モロッコのカサブランカで1ヶ月の観光VISA(モロッコ編に記述)を取得できる。その他、国境を通過するときにバイクの通関と称して約20.00US$(2人2台)、ヌアディブ(Nouadhibou)のポリスで入国スタンプ代と称して14.00US$(2人)を徴収される。また、出国時にはロッソ(Rosso)の市税約7.00US$(2人)をそれぞれ支払わされた。まったく。腐れ役人達め!
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