■カバーをしててもドロドロに。。。。バイクはクルマと違って、雨ざらしにしておくとすぐにサビサビ・ドロドロ・色褪せが発生します。ちびっこは初めてバイクに乗った頃、そのへんの事情がよく分かってなくて、堂々と雨ざらしにしておりました所、たった半年で見違えるほどボロくなりました。しかも、バイクを泥だらけにしても全然洗車しないなど、横暴の限りを尽くす有様。そんな汚いバイクで平気でストラーダに出入りしておりましたある日、ナベさんが一言「あのねちびっこ、上手いライダーほどバイクをキレイにするもんだよ」がび〜ん!! 自分は全然上手くないからバイクは汚くてもいいんだとか、そういう問題じゃないという事は、ナベさんのマジ顔を見てスグに悟りました。あらためて見ると、ちびっこのバイクが一番キタナイ。。。。。にゃは。 それ以来、バイクにはきっちりカバーをかけて、時々バイク磨きの日を設けるようになりました。さすがにカバーを使うようになってからは、雨ざらしの時のように急激にボロバイク化することはなくなってひと安心。。。。。でしたが!なぜかカバーをしていてもバイクがドロドロになる事が判明。なんと、風でカバーの内側に入ってきた大量のホコリ等が、バイクとの間に生じた静電気により頑固な汚れとなって付着。水洗いしても、全く効き目ナシです。(TVの周りが静電気で黒ずむのと同じ原理かも) ううむ、やはり究極的にはバイクは屋根と壁のあるガレージに保管せねばならないのだな、と痛感しましたが、とりあえずそんな金はありません。しかし、このまま愛車が真っ黒になって行くのを黙って見過ごすわけにもいかず、うーー、と思ってストラーダにグチをこぼしに行ったら、「じゃあこれを使ってごらん」と、ナベさん。目の前で、汚れたヘルメットを使ってササっと実演です。アラ不思議、たったひと拭きで新品の色に!! スゴイー。 その名も「プラスチック・クリーナー」(byホンダアクセス)。値段は1000円くらいで、全国どこのバイク用品店にも大抵は置いてあります。別にこれでなくても類似品はたくさんあるので、是非さがしてみてください。ベージュ系のドロっとした液体です。
|
1.これが洗車でも落ちないヨゴレ というわけで、今日ももれなくカバーの中でデロデロになった、可哀想なXLR80(宗一郎)のサイドフェンダーです。見るからにウスラ汚れておりますね。これ、水洗い程度では落とす事が出来ません。 |
↑きちゃない |
2.プラスチック・クリーナー登場
ここにプラスチック・クリーナーを一滴、たらします。雑巾で液をのばすように拭くと、かなり広範囲をカバーできます。ドボドボ使う必要はありません。 |
↑ちょっと拭いただけで |
3.あっという間に汚れ解消
ご覧の通り、面白いほど汚れがおちます。その後は乾いた布で、簡単にから拭きして仕上げです。 |
↑新品パーツみたい |
■上手な使いみちプラスチック・クリーナーは、基本的にどんなタイプの車両の外装にも使えます。たびたびこれで手入れする事によって、外装が長持ちするのがメリットです。オンロード車のようにツヤ塗装してあるバイクなどにはバッチリです。プラスチックの種類によっては光沢が失われる場合もありますが、バイクの外装用のプラスチックならまず大丈夫でしょう(から拭きで光沢が戻ることもありますので)。一方、使わない方が良い場合もあります。まず、シートは×です。大抵のシートは凸凹の素材を使っているので、クリーナーの粒子がその隙間に詰まってしまうのです(粉をふいたようになります)。他にも、ざらざらした面は全般的に不向きです。シールド類などの透明プラスチックも要注意。素材によって効果に差がでるので、目立たない所で実験してからにしましょう(相性が良ければピカピカになりますが、下手すると曇ってしまいます)。 バイクは様々な素材の部品から成り立っているので、お手入れ用品も適材適所なんですね。ところで、このクリーナーはシートのお手入れには×だと書きましたが、シートにはシートのお掃除方法があることを発見!それについては次に書きま〜す(^o^) |