宗一郎日記(19) by Naoko
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2003/08 Botswana -- Megan & Matthew 年上のメーガンは大変頭がよく、たった4歳とは思えないほどよくしゃべります。 (難しい単語もよく知っていて、親のジョンも驚いているほど) そのメーガンの 目下のシュミは「口紅」で、ある日、口のまわりをピンク色にして現れたと 思ったら、10分後に再び現れたときには顔中がピンク色になっていて、これで 最後かと思ったら、手や足の先まで全部ピンク色に塗りたくってきたのでした。 (それを壁やら床やら洋服やらになすりつけながら遊んだものですから、その後 メーガンがお母さんにどんなお仕置きを受けたかはご想像にお任せします。) 弟のマシューは元気で無邪気な男の子。2歳なので言葉はまだしゃべれません。 ところがこの子、天使のような顔をしていながら、ライフワークは「何でも 壊すこと」。愛らしい笑顔で「キャハハハハ~!」と言いながら、積木、高価な 置物、本や書類、きわめつけはトイレまで、手当たり次第に 破壊しまくるので、私たちは彼を「破壊ダー」と呼び、恐れていました(笑)。 この2人ときたら、しまいには本当になついてくれて、私たちがキッチンにいても、 食事をしていても、コンピュータを使っていても、ドアを閉めていても、 どこへ行くにもずーーーっと付いてきて「遊ぼー、遊ぼー」攻撃です。 本当に、ちょっと隠れる位では、彼らの遊びへの情熱を止めることは不可能なの でした。(私はウオーカー家へのお礼に、2人の似顔絵を描くことにしました) さあ、いよいよウォーカー家を出発するぞ、という日。荷物満載のバイクにまたがり、 メーガンに「さようならだね」と言ったら。。。。 「うん。それでナオコとルーは何時に帰ってくるの?」
2003/08 Botswana -- Chobe National Park そんな所ですから、ボツワナというのは本当は、貧乏なバックパッカーや 節約ライダーが気軽に旅できる国ではないのです。南アのリッチな白人の中年夫婦 がピカピカの4WDに乗って休暇で訪れるような、そんな所なのです。というわけで、 有名なオカバンゴデルタ訪問は、予算の関係であっけなく御破算となりました。 しかし、ボツワナにはもうひとつ有名な「チョベ国立公園」があります。 ここではゾウやアンテロープの群れ、カバ、シマウマ、などなどたくさんの 動物が見られる事で有名で、せっかくだから行ってみようということに なりました。ところが、です。。。。 フランシスタウンからチョベ国立公園までは、約300kmほど、何にもないサバンナ を走らないといけないのですが、普通に道路を走っているそばから、 ゾウの群れ耳をバタバタさせて威嚇していたり、シマウマがこっちを見ていたり、 キリンの夫婦が走っていたり、バブーン(さる)が優雅に道を横切ったり、 ダチョウたちがバイクに負けじと走っていたりするではありませんか。。。(驚) 「あのさあ。。。路上でこんだけ野生動物見れるんだから、 高いお金払って、わざわざサファリ行く必要あるの?(素朴な疑問)」
というわけで、比較的料金が高いと言われるチョベ国立公園の中でも
リーズナブルかつ人気の高い「ザンベジ川夕日クルーズ」に参加しました。
すると、なるほど、大河の中州やら岸辺やらにいるわいるわ、見たことも
ないようなゾウの大群が、あちらにも、こちらにも。。。。 物価高でボツワナを敬遠する旅行者が多いように思いますが、本当に本当に、 ボツワナは「野生の王国」でした。サファリなんか行かなくても、 こんなに道端で野生動物が見られる国って他にほとんどナイんじゃないか と思います。動物大好きな人、ボツワナは絶対にお勧め! でもオカバンゴデルタはもっとリッチになってから行こうっと。
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