1. Environment
1-4.基本エディタを使う
というわけで、「ソース」についてはご理解頂けたでしょうか。 言い換えれば、ウェブサイトを作る為には、自分でこの「ソース」を 書かなければならない、という事です。でも、所詮ソースといっても 単なる「文章」に過ぎません。さっきソースを見た時に 訳の分らないHTML言語が沢山書いてあってビビった方も、全く心配 いらないです。最初から複雑なHTMLに挑戦する必要はありません。では、一体どのソフトを使ってこの文章を書くのか。 前に、「ホームページを作る為の特別なソフトは必要ない」と書きましたが それはズバリ、文章が書けるソフトなら何でもいいという事 なのです!!!

ところで、「Wordなら使った事あるんだけど」という方にも なるべく「メモ帳」をお勧めします。確かにWordでもソースは書ける のですが、Wordはどちらかというと基本エディタではなく 超多機能エディタなので、慣れないうちは 本人の見えない所で余計なデータがソースに紛れ込む可能性が あるからです(使い方次第なのですが)。それに対してメモ帳は 最初から文字以外のデータが入る余地がないので安心なんですね。 それと、メモ帳自身がシンプルなソフトなので動作が軽い というのも大きな魅力です。
「メモ帳」はどんなエディタなのか
ここからはWindowsユーザの方のための解説になります。(Macユーザの 方はMacintosh HDDの中の「Simple Text」というソフトを探してみてください。 使い方はほとんど同じなので、ここから先は「メモ帳」を「Simple Text」に 読み替えて頂ければOKです。)メモ帳は、Windows画面左下の「スタート」→「プログラム(P)」→ 「アクセサリ」→「メモ帳」という順序で起動する事が出来ます。 メモ帳を起動すると、真っ白な画面が出てくるので、キーボードから いろいろ入力してみて下さい。

ちなみに、HTML形式の文章を書く時には「ABCDE12345」といった半角文字 と、「ABCDE12345あいうえお」などの全角文字を何度も交互に 入力する事になります。Windowsの場合、通常の日本語キーボードを使って いる方は、「Altキー」+「全角/半角キー」で入力を切り替える事ができます。 慣れると簡単ですが、慣れないうちは次のアイコンをマウスで操作して切り替え る事もできます(でもいちいちマウスを使うのは却って大変なので、なるべく キーボードを使ってみて下さい)。

そして「メモ帳」は今後、HTMLを書くにあたり、最も頻繁に起動するエディタ と思われますので、是非この機会にデスクトップに ショートカットを作っておきましょう。(ショートカットの作り方:Windowsタスクバー「スタート」→ 「検索」→「ファイルやフォルダ」で"notepad"を検索し、画面上に表示されたらマウス右クリックして、 「ショートカットの作成」を選ぶ。「デスクトップに作成しますか?」と聞かれるので「はい」と答えると、 デスクトップにnotepad(メモ帳)のショートカットができる)
