■ 特製NOGUCHIシート装着!2002夏 TOP●野口シートについて2002年春〜夏にかけて、なんと偶然、野口装美の社長の野口さんのお話を聞く機会がありました! 野口装美は2輪レースやラリー界において知らない人はいないくらい実績のあるシート会社です。 パリダカールラリーにおいて、あの三橋選手のシートを手がけた事でも知られています。 しかし有名選手の激しい走りに耐えるシートならともかく、トコトコ走りの私達には特注シートなんて 遠い世界の話だネ。。。と思っていた矢先のことでした。野口社長曰く、「特製シートは レースやラリーの人達のものだけではないんです。私としては、長時間シートに座る事の多い ツーリングライダーの皆さんにこそ、疲労軽減シートを使って欲しい。」とのお言葉。 たしかに野口さんの仰る通りだなぁと思いました。シートといえば、ライダーが最も長時間 バイクと接するパーツ。長距離ツーリングの時など、「なぜかお尻が痛くなる」 というのは、誰でも経験があると思います。自らがライダーでもある野口さんは、 この「お尻が痛くなる現象」を徹底的に研究することで、独自の疲労軽減技術を編み出したという 努力の人だったのでした。
●質もルックスも最高! 「ライダーに合わせて、シートの形状と素材を加工することで、かなり違いが出ますよ」との事だったので さっそく依頼!バイクにまたがった写真や、現状の悩みなどをメールで送りました。 その結果、宗一郎のシートは形状を変更せずに、疲労軽減素材を立体的に埋め込む加工と、 すべり止めレザーでの表皮張替えをする事に。そしてRyuのバイク(おはな)については、上記の 加工の他に、特殊アンコ盛り加工も施すことになりました。もちろん全て防水仕様です。 そして完成したのが。。。。。ジャジャーン!
デザインについても、全て野口装美にお任せしたところ、こんなに美しく仕上がりました。 特におはなのアンコ盛りについては、感動的なカタチで仕上がっています。隣の宗一郎と 見比べてみてください。
●NEWシートで乗ってみました! そして、NOGUCHIシートに交換してから、もう一度4時間程度のミニツーリングを実施してみました。 その日はとても暑い日だったので、座った感じはノーマルシートよりちょっと柔らかい感じです。 (シート上層部に採用されているタキテックフォームは、外気温によって硬さが変わります。 暑い日は柔らかく、寒い日は固いのが普通です。ただし、しばらく乗ると自分の体温で 丁度良い柔らかさになるというスグレ物なのです。) 尻元のふわっとした感触に満足しつつ、 ちょっと観光したり、温泉に入ったり、食事を楽しんだりしてきました。 あちこち走りまわって「あー面白かった」と帰ってきたその時(4時間後)、そう言えばお尻の事が 全然気にならなかった事に気づいてビックリ。 ちなみにRyuのバイク場合は、「アンコ盛りをしつつ、着座面を可能な限り広くする」 という無茶苦茶なお願いだったにも関わらず、見事に実現して頂きました! その結果、 「ノーマルよりずいぶん楽になった」とRyu。何よりも、窮屈な姿勢だったせいで、今まで 苦しめられていたヒザの痛みからかなり解放されたのが一番嬉しかったようです。 これで長距離がだいぶ楽になりました。NOGUCHIシートに感謝!
●長距離ツーリングにこそオススメ ところでスポーツライディングにおいては、立ったり座ったり、様々なライディングポジションを取る上に、 レース自体の開催時間帯も「数時間」というのが普通です。そんな中で、レースやラリーのライダー達は、 「勝つために」より良いシートを求めています。ですからそのうち、ツーリングライダーも シートの良し悪しを意識する時代が来るかも知れませんネ?何しろツーリングといえば、レースよりも はるかに長時間、座りっぱなしの姿勢でいることが多いですから。。。
ここで素材の話をちょっと。皆さんが想像されるとおり、ノーマルのシート内部というのは通常、 1種類のウレタンしか入っていません。しかしNOGUCHIシートでは複数の素材を、 内部で立体的に組みあわせることによって、疲労軽減効果を生み出しています。 。。。言うのは簡単ですが、実際に、野口さんに完成品を切断したサンプルを見せてもらったちびっこ、 見事に複数の素材が組み合わさった断面を見て、「これは素人がマネするのは無理だ〜!!」と 舌を巻きました。代表的な素材は、低反発材と、衝撃吸収材、そしてスベリ止め&防水効果をもつレザーなど。 詳しく知りたい方は、是非とも野口装美のWebサイトをご覧になって下さい。 ちなみに社長の野口さんは背が高く男前!ちびっこも、社屋の前で記念撮影 してもらいましたが、自分でもビックリの身長差でした。。。
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